TEL:042-706-9119
泌尿器科
このような症状はありませんか?
トイレが近い
尿を出しにくい
尿が漏れやすい
どんな些細なことでもご相談ください
当院では泌尿器科の診察として「トイレが近い」「尿を出しにくい」「尿が漏れやすい」などの症状を対象としております。対象となる臓器は腎臓・膀胱・尿道などの尿を作ったり、通り道となる臓器や、男性特有の臓器である前立腺、精巣、陰茎です。
性感染症や前立腺肥大症、過活動膀胱などの治療を行っており、トイレに起きて夜眠りにくいなど少しでも症状があれば、お気軽にご相談ください。
主な疾患
腎・尿管結石
腎臓や尿管、膀胱などに結石がある状態です。腎臓にある場合には血尿を認める場合があります。尿管内に移動してきた場合には背中から腰にかけて激痛が起きたり、吐き気が起こる場合があります。大きさによって治療方法は変わってきますが、小さい結石であれば内服薬で自然に排石されることが多いため保存的な治療となります。大きい結石ではESWL(対外衝撃波結石破砕術)、TUL(経尿道的尿路結石破砕術)といった手術が必要となってくる場合もあり、当院では連携している病院もあることからスムーズなご紹介が可能です。
膀胱炎
血尿、尿のにおいの変化、排尿時の違和感・痛みが主な症状です。原因としては腸内細菌によるものがほとんどです。抗生剤の内服で改善することがほとんどですが、そのままにしておくと腎盂腎炎を発症することもあり、早期に治療をすることが大切です。
腎盂腎炎
腎臓で尿が生成された際に通る腎盂に腸内細菌などが侵入して起こる感染症です。膀胱炎の症状(頻尿、残尿感)などを経てから起こる場合もあります。症状は発熱、悪寒、腰痛、下腹部痛などが挙げられます。女性は男性と比較して尿道が短いことから膀胱炎、腎盂腎炎になりやすいとされており、特に水分摂取量が少ない方では起こりやすい傾向にあります。
基本的には抗生剤の内服で治療可能ですが、症状が強い場合、採血結果から必要な場合には点滴治療を行います。
男性の泌尿器科
このような症状はありませんか?
尿の切れが悪い
血尿がでる
排尿時に違和感がある
トイレが近い
陰嚢が腫れてきた
腰部や背部に痛みがある
残尿感がある
陰部がかゆい
デリケートなお悩みもお気軽にご相談ください
男性に特有の臓器である、前立腺・陰茎・精巣・精巣上体の疾患をはじめ泌尿器科全般の検査、診断、治療を行います。デリケートなお悩みも話しやすい環境づくりを行います。
泌尿器科は自覚症状がない病気も多いですが、男性の泌尿器科疾患は、排尿に関する症状が現れやすいです。よくある症状は、残尿感・頻尿・排尿困難・排尿障害・陰部のかゆみや痛み・熱感・発熱などです。男性は歳を重ねるにしたがい前立腺肥大症や前立腺がんなどが増加します。重症化を防ぐためにも早期受診をおすすめします。
主な疾患
前立腺肥大症
【尿の回数が多い】
一般的に前立腺のサイズは20ml以下とされており、クルミ大程度の大きさです。前立腺の機能は精液を構成する前立腺液を作ることです。加齢とともに徐々に前立腺が大きくなった状態が前立腺肥大症です。尿道が前立腺の中を通ることから、その周囲の前立腺が圧迫することで、頻尿、勢いが低下する、残尿感がある、といった症状につながります。一般的に超音波検査で前立腺の体積を測定し、前立腺がんの鑑別のためにを測定します。
治療方法としては薬物療法、手術がありますが、それぞれ長所、短所があり、症状が軽い場合には薬物療法を行うことが多いです。
慢性前立腺炎
【下腹部、鼠径部、会陰部の不快感】
下腹部、鼠径部、会陰部の違和感や不快感が主な症状です。なんとなく重い感じがするということもあり、排尿時の違和感といった症状を起こすこともあります。原因ははっきりとしておらず、長時間座ることや自転車・バイクなどによる会陰部を刺激することから前立腺の血流障害などから慢性的な炎症を引き起こすことがあるとされています。
まずは問診で症状の詳細をうかがってから、尿検査、採血、超音波検査などからその他の疾患の可能性を否定します。生活習慣の見直しや薬物療法が治療となりますが、症状の緩和が目的です。
細菌性精巣上体炎
【陰嚢の症状(睾丸・陰嚢の痛み)】
精巣上体とは精巣の上部に位置し、精巣で形成された精子を貯蔵、輸送する機能があります。その精巣上体に尿道から細菌が逆流して感染症を起こした状態が精巣上体炎です。
症状は陰嚢の痛み、下腹部周囲の痛みが起こることもあります。発熱、嘔気を伴うこともあり、抗生剤の内服・点滴による治療が必要です。
亀頭包皮炎
【陰茎の症状(陰茎・ペニスの痛み、腫れ、かゆみ)】
包皮に感染症を起こした状態です。包茎の方に起こりやすく、症状としては包皮の発赤、痛みです。抗生剤の内服、軟膏塗布で症状が改善することが多いです。しかしながら繰り返すことも多く、その場合には包皮が固くなり尿がでにくくなるといった症状から手術が必要になるケースもあります。
女性の泌尿器科
このような症状はありませんか?
尿漏れが気になる
血尿がでる
陰部に何か触れる
トイレが近い
排尿時に痛みがある
残尿感がある
くしゃみや咳で尿が漏れる
女性にも受診しやすい環境づくりをしています
当院では女性にも受診していただきやすいように、女性専用のトイレ・清潔感のある待合室をご用意し、女性のお悩みに寄り添う診療を心がけております。
女性には、月経・妊娠・出産・閉経などがあるので、急性膀胱炎・過活動膀胱・間質性膀胱炎などの泌尿器疾患になりやすい傾向があります。膀胱炎や尿もれなどの尿に関するお悩みは「年齢のせい」と諦めてしまう方が多いのですが、疾患の場合もあります。おひとりで悩まずにお気軽に当院までご相談ください。
主な疾患
尿が漏れる(尿失禁)
尿意がないにもかかわらず尿が漏れてしまう状態が尿失禁です。特に女性は尿道が男性と比較して短いことから女性に多くみられます。加齢に伴う筋力低下、出産による骨盤内の筋肉へのダメージなどから症状が起こることもあります。
【腹圧性尿失禁】
くしゃみや咳、重い荷物を持ち上げるなどお腹に力がかかった時に漏れてしまう状態をいいます。加齢による骨盤底筋が緩んだり、出産などで骨盤底筋へ負荷がかかると膀胱内に尿をとどめておくことができずに尿漏れを引き起こします。女性の失禁の%が腹圧性尿失禁とされており、尿失禁の原因として最多です。
【切迫性尿失禁】
急に尿意を感じ、トイレへ向かっても間に合わない状態をいいます。女性の場合には子宮脱などに伴って生じることもあり、原因精査を行うことが大切です。
頻尿
日中に8回以上、夜間に1回以上トイレに行く状態が頻尿です。
原因としては水分を取りすぎたり、冬場の寒さで四肢が冷えることでも起こりますが、膀胱内で細菌感染を起こした急性膀胱炎や、膀胱をコントロールする神経の障害により起こる神経因性過活動膀胱、加齢に伴う筋力低下などで起こる非神経因性過活動膀胱などが挙げられます。
【過活動膀胱】
頻尿、残尿感といった症状が比較的長期間ある場合には過活動膀胱の可能性があります。問診や排尿日誌(1週間程度の尿の回数、尿の量を記録していただくもの)などから診断を行います。尿をうまく出せずに残尿が多くなると、腎臓の機能に影響することもあります。